こんにちは。今日もなんとか更新を続けています。
今日はFPとしてマネーセミナー講師をさせていただくにあたり、最初にどんなことをやったのか?を書いてみようと思います。
そもそも、私はセミナー講師なんてやりたくなかったんです。だって
人前でしゃべるの、大っ嫌い!!!!
だったから。。。
不特定多数の前でしゃべらなければならない時、たとえば
- 自己紹介
- 会議中や打ち合わせで意見を聞かれた時
- 慣れない場所で自分が発言しなければならなくなった時
変な汗が出るし、なんか顔がカァッと赤面することもあるし、わけのわからないこと言っちゃうし。。。。とにかく怖い。
そんな私が、上司に強要され、転職(逃げ出す)勇気もないため仕方なくセミナー講師をやってみたところ・・・
めちゃくちゃ楽しかったんです笑
最終的には180度変わって、いまは
もう、天職ー!(о´∀`о)
だと思っています。
今日は、私がどのようにして震える子鹿のような状態から講師デビューに至ったのか。
(講師になりたいなんて人、あんまりいないと思うんですけど、、、)シェアしたいと思います。
1.恐怖体験-自分の醜態を目の当たりにする
当時私は、生保・損保・住宅ローン・投資信託や劣後債といった金融商品などを取り扱う会社にいたんですね。
それで、これらのメーカーさんと組んでやることが主だったんです。(セミナーは、集客費用や会場費などを保険会社さんがスポンサードしているケースが多かった)
私が講師になる際には、某A生命さんがスポンサーで、必ずA生命さんの研修を受けるという条件がついていました。
今まで人前で喋ったことのない私にとって「研修を受けられる」というのは非常にありがたい機会。やる気満々で参加しました。(確か3日くらい通ったような。。)
4人くらいの講師候補生がいた気がします。
セミナーの段取りなどが書いてあるテキストを渡され、座学での講義から始まりました。
続いて、セミナーの台本のようなものがあり、各ポイントや、内容確認などをします。これも座学。
「なるほどなるほど」と、何の気なしにセミナー講師になるための勉強を進めていたのですが、とある時に、教室の中に「ん?」と思うものがありました。
何だと思いますか?
答えは
ビデオカメラです。
セミナーは1時間30分くらいの台本だったのですが、突然
・冒頭「自己紹介」を5分
・導入のセクションを5分ぶん
カメラとみんなの前でロープレしてみましょう!\(^o^)/
というワークをすることになりました。
これは強烈ですね。
まずは自分の「自己紹介の台本」を書いて暗記、つづいて冒頭の台本を暗記。
みんな順番にカメラ前でロープレをして、終わったらその場で先生と一緒に映像を見ながらフィードバクしてもらえます。
ご親切に、データでもくれました...!!
まぁ、下手で当然なのにショックを受けるなんて何サマですか?という感じですが
本当にヘタ!
手がモジモジしていたり、えーっと とか20回くらい言ってるし、目線が上へ行ったり下へいったり、どもったり、ごまかし笑いをしたり。。。
ひどい(T0T)
でもあれは、客観的にひどい自分を知ることができるので、これから人前に立つ仕事をする場合にはぜひ、スマホでいいと思うので録画して、自分で見てみてください^^
2.1にロープレ2にロープレ!3・4がなくて・・・
初めてセミナーを開いたり、何か講義をするということになったら、多くの人が緊張をしたりドキドキしていつもとは少し違う状態になるのではないかと思います。
私は極度に恐れていました。
何をかというと、失敗を、です。
セリフが飛ぶのでは?間違えたことをいうのでは?厳しいお客様に何か難しい質問をされるのでは・・・?
考えただけでゾっとします。
それで、この恐怖やドキドキを消すには、練習しかない!というのが私の結論でした。
ということで、本番までにやったことは、ほぼこれです↓
・A生命の模範のセミナー映像をなんども見る
・紙の資料・台本に、自分なりの補足やポイントを書き込む
・暗記する
・ロープレする
多分、本番までにロープレは500回くらいやったと思います。毎日終電くらいだったし、通勤電車でブツブツ、朝メイクをしながらブツブツ・・・
それくらいやれば、セリフはスラスラ出てくるし、「これだけ練習したんだから大丈夫」と
練習をしてきた自分を信じることができました。
と、とりあえずこれからセミナー講師になりたい!やってみたい!と思う方にはヒントがあるのではなかろうかというお話をしました。
3.まとめ
●やるべき事をまとめると
・自己紹介など台本を作って暗記
・ムービーを撮って現状を知る
・模範になるような人を見つけてひたすら真似る
・最初は紙(文字やスライド)を手元において練習
・スライドを見なくても次のページのセリフが言えるくらい練習する
ーーー
こんな感じかな!
私がセミナーに楽しみを見出したのは、とりあえずセミナー講師ができるようになった!という自分に矢印が向いている状態の時ではありません。(その時は楽しむ余裕なんてありませんでした...)
その先にある、
参加してくれたお客さまが笑ってくれること、頷いてくれること、何より
目がパァっと輝く瞬間があるのを見られること
でした。
あれ?
私が話をすることによって、誰かの人生に少し良い影響があるのかもしれない!
おこがましいですが、そう感じられる瞬間があることがとても嬉しいのです。講師の醍醐味ですね。
いつかその話も書けたらなぁと思います。
今日も読んでいただきありがとうございました^^